固定IPとは?初心者にもわかりやすく解説|メリット・デメリットも紹介

固定IPとは?
初心者にもわかりやすく解説

インターネット接続で使われる「IPアドレス」には、固定IPと動的IPの2種類があります。
その中でも固定IPは、法人利用やサーバー運用、VPN接続などでよく利用される重要な仕組みです。

この記事では、固定IPとは何か、動的IPとの違い、メリット・デメリット、どんな人に必要なのかをわかりやすく解説します。

固定IPとは?

固定IP(固定IPアドレス)とは、インターネット接続しても常に同じIPアドレスが割り当てられる仕組みのことです。

IPアドレスはインターネット上の住所のようなもので、通常のインターネット接続では接続するたびにIPアドレスが変わります。
これを「動的IP」といいます。

一方、固定IPは接続を切断して再接続してもIPアドレスが変わりません。

固定IPと動的IPの違い

項目固定IP動的IP
IPアドレス常に同じ接続ごとに変わる
利用料金有料が多い基本無料
主な用途サーバー・VPN・遠隔監視一般インターネット
セキュリティ管理しやすいIP制限が難しい

一般家庭のインターネットでは動的IPが使われ、企業やサーバー運用では固定IPが使われることが多いです。

固定IPのメリット

1. 外部からアクセスできる

IPアドレスが変わらないため、自宅のパソコンやサーバー、防犯カメラなどに外出先からアクセスできます。

2. VPN接続が安定する

会社のネットワークへ接続するVPNでは、接続元IPを固定することでセキュリティを高めることができます。

3. IP制限が設定できる

「このIPアドレスからだけアクセスを許可する」といったセキュリティ設定が可能になります。

4. サーバー運用ができる

Webサーバー、メールサーバー、FTPサーバーなどを運用する場合、固定IPが必要になります。

固定IPのデメリット

1. 月額料金がかかる

固定IPはプロバイダのオプションサービスとして提供されることが多く、追加料金が発生します。

2. セキュリティ対策が必要

IPアドレスが固定されるため、外部から攻撃対象として特定されやすくなります。
ファイアウォールやVPNなどの対策が重要になります。

3. 設定が少し難しい

ネットワーク設定やルーター設定が必要になる場合があります。

固定IPが必要なケース

以下のような用途では固定IPが必要または便利です。

  • 自宅サーバーを公開する
  • 会社のVPNへ接続する
  • 防犯カメラを遠隔監視する
  • IP制限のあるシステムを利用する
  • オンラインゲームや特定サービスのホスト運用
  • リモートデスクトップ接続

法人利用やテレワーク環境でよく利用されています。

一般家庭に固定IPは必要?

結論として、普通にインターネットを使うだけなら固定IPは不要です。

  • Webサイト閲覧
  • YouTube
  • Netflix
  • SNS
  • オンラインショッピング

これらはすべて動的IPで問題ありません。

固定IPが必要になるのは、主に業務用途やサーバー運用の場合です。

固定IPの取得方法

固定IPを利用する方法は主に3つあります。

1. プロバイダの固定IPオプション

契約しているインターネットプロバイダのオプションサービスで固定IPを利用できます。

2. 固定IP付きVPNサービス

VPNサービスを利用して固定IPを割り当てる方法です。

3. 法人向けインターネット回線

企業向け回線では固定IPが標準で提供されることがあります。

まとめ

固定IPとは、常に同じIPアドレスを使用できるインターネット接続方式です。

まとめポイント

  • 固定IPはIPアドレスが変わらない
  • 動的IPは接続ごとにIPが変わる
  • サーバー運用やVPNで必要
  • 一般的なネット利用では不要
  • 固定IPはプロバイダオプションで取得できる

インターネットの利用用途によって、固定IPが必要かどうかを判断しましょう。

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