KNOWLEDGE

ホームゲートウェイとは?

ONUやルーターとの違いをわかりやすく解説

ホームゲートウェイは、光回線で利用される ルーター機能やひかり電話関連機能などを備えたネットワーク機器です。

光回線を利用していると、ONUのほかに「ホームゲートウェイ」と呼ばれる 機器が設置されることがあります。

ONUや市販ルーターと見た目が似ているため、 「ONUとの違いは?」「別にWi-Fiルーターは必要?」 「ホームゲートウェイだけでWi-Fiを使える?」 と迷うことも少なくありません。

この記事では、ホームゲートウェイの役割から、 ONU・ルーターとの違い、Wi-Fi、市販ルーターとの接続、 IPv6 IPoE・v6プラスで利用する場合までわかりやすく解説します。

QUICK GUIDE

ホームゲートウェイをまず5項目で理解

01 複合ネットワーク機器 複数の通信機能を搭載
02 ルーター機能 宅内LANと回線側を接続
03 ひかり電話 対応機能を持つ機種がある
04 ONU 内蔵型と別置き構成がある
05 Wi-Fi 利用可否は機器・契約による

HOME GATEWAY

ホームゲートウェイとは?

ホームゲートウェイは、光回線の宅内ネットワークで利用される 複数の通信機能を備えたネットワーク機器です。

代表的な機能としてルーター機能やひかり電話関連機能などがあり、 機種によってはONU機能や無線LAN機能も備えています。

HOME GATEWAY ホームゲートウェイ 光回線の宅内ネットワーク機器
01 ルーター ネットワーク間を中継
02 ひかり電話 電話関連機能
03 ONU 機種によって内蔵
04 無線LAN 機器・契約によって利用
ホームゲートウェイ=必ず「ONU+ルーター+Wi-Fi」ではありません

搭載されている機能は機種や契約内容によって異なります。 ONUが別の機器として設置される場合もあれば、 ONU機能を内蔵したホームゲートウェイが設置される場合もあります。

FUNCTIONS

ホームゲートウェイの主な機能

ホームゲートウェイには複数のネットワーク機能がまとめられています。 代表的な機能を見てみましょう。

01 / ROUTING ルーター機能

インターネット側と家庭・オフィス内のLANなど、 異なるネットワーク間の通信を中継します。

02 / HIKARI DENWA ひかり電話関連機能

ひかり電話を利用するための電話関連機能を 備えている機種があります。

03 / ONU ONU機能

機種によっては光回線を終端するONU機能が ホームゲートウェイに内蔵されています。

04 / WIRELESS LAN 無線LAN機能

機器や契約によっては無線LAN機能を利用し、 スマートフォンやPCをWi-Fi接続できます。

そのため「ホームゲートウェイ」という名称だけで判断せず、 実際に使用している機種と有効になっている機能を 確認することが重要です。

DEVICE DIFFERENCE

ホームゲートウェイ・ONU・ルーターの違い

3つの機器は似ていますが、本来の役割が異なります。

ONU 光回線終端装置
光信号 ↔ 電気信号

光回線を終端し、光信号と宅内LAN側で扱う 電気信号を相互に変換します。

ROUTER ルーター
WAN ↔ LAN

異なるネットワーク間で通信を中継する ネットワーク機器です。

HOME GATEWAY ホームゲートウェイ
複数機能 + 光回線

ルーターやひかり電話など、 光回線で利用する複数機能を備えた機器です。

項目
ONU
ルーター
ホームゲートウェイ
主な役割
光回線の終端・信号変換
ネットワーク間の中継
複数の通信機能を提供
ルーター機能
通常なし
○
○
ONU機能
○
なし
機種による
ひかり電話関連機能
通常なし
通常なし
対応機種あり
Wi-Fi
通常なし
無線LANルーターなら○
機器・契約による

CONNECTION PATTERNS

ホームゲートウェイの接続構成

ホームゲートウェイを利用していても、 すべての家庭・オフィスが同じ機器構成になるわけではありません。

代表的には次のような構成があります。

PATTERN 01 ONUとHGWが別
光回線 → ONU → HGW → 端末

ONUで光回線を終端し、その宅内側へ ホームゲートウェイを接続する構成です。

PATTERN 02 ONU一体型HGW
光回線 → ONU + HGW → 端末

ONU機能とホームゲートウェイ機能が 1台にまとめられた機器を利用する構成です。

PATTERN 03 HGW+Wi-Fiルーター
回線側 → HGW → Wi-Fi Router → 端末

ホームゲートウェイへ市販Wi-Fiルーターを追加して 無線LAN環境を構築・強化する構成です。

まず機器の型番を確認しましょう

ONUが独立しているのか、ホームゲートウェイに内蔵されているのか、 Wi-Fi機能が利用できるのかは機種によって異なります。 機器本体の型番から仕様を確認するのが確実です。

Wi-Fi

ホームゲートウェイでWi-Fiは使える?

ホームゲートウェイを設置しているからといって、 必ずそのままWi-Fiを利用できるとは限りません。

無線LAN機能の有無や利用条件は、 使用している機器や契約内容によって異なります。

CASE 01 HGW側のWi-Fiを利用
HGW ))) PC / PHONE

ホームゲートウェイで無線LAN機能を 利用できる場合の構成です。

CASE 02 市販Wi-Fiルーターを追加
HGW → Wi-Fi Router ))) DEVICE

市販Wi-Fiルーターやアクセスポイントを追加して Wi-Fiを提供する構成です。

より新しいWi-Fi規格を使いたい場合や、 電波範囲・通信性能を改善したい場合にも、 市販Wi-Fiルーターを追加する方法があります。

Wi-Fi ROUTER

ホームゲートウェイがあれば市販ルーターは不要?

ホームゲートウェイがルーターとして動作している場合、 インターネット接続のためだけに市販ルーターが 必ず必要というわけではありません。

一方で、次のような目的で市販ルーターを追加する場合があります。

01 Wi-Fi規格

より新しいWi-Fi規格を利用したい

02 通信範囲

Wi-Fiが届く範囲を改善したい

03 接続台数

多数の無線LAN端末を利用したい

04 高度な機能

市販ルーター固有の機能を使いたい

RECOMMENDED PATTERN
ROUTER ホームゲートウェイ ルーター機能
→
AP / BRIDGE Wi-Fiルーター 無線LANを担当
→
DEVICES PC・スマホ Wi-Fi接続

ホームゲートウェイをルーターとして使用し、 市販Wi-Fiルーターを無線LAN用として追加する場合は、 AP(アクセスポイント)モードやブリッジモードを利用する構成があります。

DOUBLE ROUTER

市販ルーターを追加するときは二重ルーターに注意

ホームゲートウェイがルーターとして動作している状態で、 市販Wi-Fiルーターもルーターモードで動作させると、 ルーター機能が二重になる場合があります。

CHECK
HGW → ROUTER → DEVICE
両方でルーター機能が動いていないか確認
OPTION
HGW → AP / BRIDGE → DEVICE
追加機器をAP・ブリッジモードで利用
必ずAPモードにすればよいとは限りません

最適な構成は契約しているインターネット接続サービスや、 どの機器でIPoE・IPv4 over IPv6などの接続機能を 動作させるかによって異なります。

v6 PLUS

ホームゲートウェイとv6プラスの関係

シグナルのv6プラスでは、 対応するNTTレンタルのホームゲートウェイを IPoE接続を行う機器として利用できます。

動的IPv4を利用する場合は、対応するホームゲートウェイへ ネットワーク側から必要な設定情報が配信されます。

SIGNAL v6 PLUS ホームゲートウェイを接続機器として利用
OPTICAL LINE フレッツ光
→
ONU ONU
→
IPoE DEVICE ホームゲートウェイ v6プラス
→
LAN 宅内ネットワーク

固定IPv4でもホームゲートウェイを利用できる

シグナルのv6プラスで固定IPv4を利用する場合も、 対応するホームゲートウェイを接続機器として利用できます。

01 固定IP設定
02 IPv4パケットフィルタ
03 静的NAPT

固定IPアドレスを利用する場合は、 ホームゲートウェイへ配信されるv6プラス用の 「IPv4設定」から必要な設定を行います。

申し込み時の「接続機器」に注意

シグナルのv6プラスでは、 IPoE設定を行う機器がホームゲートウェイなのか 市販ルーターなのかによって申し込み時の選択が異なります。 利用する機器構成を確認してから選択してください。

DEVICE CHECK

自宅の機器がホームゲートウェイか確認する方法

機器の見た目だけでは、 ONU・ルーター・ホームゲートウェイを 判断しにくいことがあります。

01 型番を見る

本体の前面・側面・底面などに記載されている 型番を確認します。

02 提供元を確認

NTTなどからレンタルされている 機器かどうかを確認します。

03 電話ポートを見る

ひかり電話を利用している場合は、 電話機接続用ポートも確認します。

04 仕様を確認

型番をもとに取扱説明書や 提供事業者の機器情報を確認します。

TROUBLESHOOTING

ホームゲートウェイでインターネットにつながらないとき

通信できない場合は、 回線側から端末側へ順番に確認すると 原因を切り分けやすくなります。

01
光回線・ONU

ONUが別置きの場合は、 光回線関連のランプや接続状態を確認します。

02
LANケーブル

ONUとホームゲートウェイ間などの LANケーブルを確認します。

03
ホームゲートウェイ

電源や各種ランプ、 接続状態を確認します。

04
追加ルーター

市販ルーターを接続している場合は、 動作モードや配線を確認します。

05
Wi-Fi・端末

別の端末や有線LANでも 同じ症状になるか確認します。

06
障害・メンテナンス

回線事業者やプロバイダ側の 障害情報も確認します。

ランプの意味は機種ごとに確認してください

「認証」「PPP」「ひかり電話」「ACT」など、 ランプの種類や正常時の状態は機種によって異なります。 使用しているホームゲートウェイの取扱説明書を確認してください。

FAQ

ホームゲートウェイのよくある質問

ホームゲートウェイとは何ですか?

光回線で利用されるネットワーク機器で、 ルーターやひかり電話関連機能など 複数の通信機能を備えています。 搭載機能は機種によって異なります。

ホームゲートウェイとONUの違いは何ですか?

ONUは光回線を終端し、光信号と電気信号を変換する機器です。 ホームゲートウェイはルーター機能など複数の機能を備えた機器です。 機種によってはONU機能を内蔵しています。

ホームゲートウェイとルーターの違いは何ですか?

ルーターは異なるネットワーク間の通信を中継する機器です。 ホームゲートウェイはルーター機能に加えて、 ひかり電話関連機能などを備えている場合があります。

ホームゲートウェイだけでWi-Fiは使えますか?

機器や契約内容によります。 無線LAN機能を利用できる場合はホームゲートウェイから Wi-Fi接続できますが、利用できない場合は 市販Wi-Fiルーターなどを追加します。

ホームゲートウェイがあれば市販ルーターは不要ですか?

ホームゲートウェイがルーターとして動作していれば、 インターネット接続のためだけに別のルーターが 必須とは限りません。 Wi-Fi性能や機能を強化するために 市販ルーターを追加することはできます。

市販Wi-Fiルーターはどのモードで接続しますか?

ホームゲートウェイをルーターとして利用し、 追加ルーターをWi-Fi用として使う場合は、 AP・アクセスポイント・ブリッジモードなどを 利用する構成があります。 ただし接続サービスや構成によって適切な設定は異なります。

ホームゲートウェイでv6プラスを利用できますか?

シグナルのv6プラスでは、 対応するNTTレンタルのホームゲートウェイを IPoE接続機器として利用できます。 利用する機器が対応しているか事前に確認してください。

固定IPでもホームゲートウェイを利用できますか?

シグナルのv6プラス固定IPv4では、 対応するホームゲートウェイを利用できます。 固定IP設定や必要に応じたIPv4パケットフィルタ、 静的NAPTなどを設定します。

SUMMARY

ホームゲートウェイは光回線で複数の機能を担う機器

ホームゲートウェイは単なるONUやWi-Fiルーターではなく、 光回線で利用する複数のネットワーク機能を備えた機器です。

  • ホームゲートウェイはルーター機能など複数の機能を持つ
  • ひかり電話関連機能を備える機種がある
  • ONU機能を内蔵する機種とONUが別置きになる構成がある
  • Wi-Fi機能の利用可否は機器や契約によって異なる
  • 市販Wi-Fiルーターを追加することもできる
  • 追加ルーターでは二重ルーターに注意する
  • シグナルのv6プラスでは対応HGWを接続機器として利用できる
  • 固定IPv4でも対応ホームゲートウェイを利用できる

まず現在使用している機器の型番と接続構成を確認し、 ホームゲートウェイがどの機能を担当しているのかを 把握することが重要です。