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インターネットが遅い原因とは?
夜に遅くなる理由と今すぐできる対処法

「昼間は問題ないのに、夜になるとインターネットが遅い」 「フレッツ光なのに思ったほど速度が出ない」 という場合、原因は光回線そのものとは限りません。
インターネットの速度は、プロバイダの接続方式、利用する時間帯、 ルーターやWi-Fi環境、LANケーブル、建物内の設備など、 複数の要素によって変わります。
特に、夜間だけ速度が低下する場合は、PPPoE接続の混雑が原因のひとつ になっている可能性があります。
この記事では、インターネットが遅くなる主な原因と、 自分で確認できるポイント、改善方法を順番に解説します。
QUICK CHECK
まず確認したい5つのポイント
REASON
インターネットが遅くなる主な原因
インターネットが遅いからといって、 必ずしも光回線そのものに問題があるとは限りません。 まずは次の5つを確認します。
CONNECTION
PPPoE接続の混雑
従来から利用されているPPPoE方式では、 プロバイダとの接続部分にある設備を経由してインターネットへ接続します。
利用者が集中する時間帯には、この接続部分がボトルネックとなり、 通信速度が低下する場合があります。
TRAFFIC
利用者が集中する時間帯
夜間や休日など、動画視聴、オンラインゲーム、 クラウドサービスなどを利用する人が増える時間帯は、 ネットワーク全体の通信量も増加します。
「昼間は速いのに夜だけ遅い」という場合は、 時間帯による混雑を疑うポイントになります。
ROUTER
ルーターの性能不足
高速な光回線を契約していても、 ルーター側の処理性能や対応規格が古ければ速度を十分に活かせません。
- 長期間使用しているルーター
- v6プラスに対応していない
- 古いWi-Fi規格を利用している
- 同時接続する端末数が多い
- 有線LANポートの速度が低い
WI-FI
Wi-Fi環境
Wi-Fiは設置場所や建物の構造、周辺の電波状況によって 通信品質が大きく変わります。
- ルーターと端末の距離が遠い
- 壁や床を複数挟んでいる
- 2.4GHz帯が混雑している
- 電子レンジなどの電波干渉
- 多数の端末を同時接続している
EQUIPMENT
回線設備・配線・端末
インターネット回線以外の機器や配線が ボトルネックになっているケースもあります。
- ONUやホームゲートウェイの不調
- LANケーブルの規格や劣化
- パソコンやスマートフォン側の問題
- マンション内の配線方式
- VDSL方式を利用している
PPPoE
夜になると遅いならPPPoE接続を確認
「日中は問題ないのに、夜になると急に速度が落ちる」 という症状では、まず現在の接続方式を確認してみましょう。
PPPoE方式では、インターネットへ接続する際に プロバイダ側の接続設備を経由します。 利用者が集中すると、この部分の混雑によって速度が低下することがあります。
Wi-Fi、ルーター、端末、建物設備などでも同様の症状は発生します。 接続方式を変更する前に、有線接続や複数端末での確認など、 原因の切り分けを行うことが重要です。
CHECK
原因を切り分ける5つのチェック
回線やプロバイダを変更する前に、 次の順番で確認すると原因を絞り込みやすくなります。
有線LANで速度を確認する
パソコンをルーターへLANケーブルで接続して確認します。 有線では速い場合、回線よりもWi-Fi環境に原因がある可能性があります。
時間帯を変えて測定する
朝・昼・夜など複数の時間帯で確認します。 夜間だけ大きく低下する場合は、 ネットワーク混雑の影響を受けている可能性があります。
複数の端末で確認する
特定のパソコンやスマートフォンだけ遅い場合は、 回線ではなく端末側に原因がある可能性があります。
ONU・ルーターを再起動する
一時的な機器の不調であれば、再起動によって改善する場合があります。 電源を切ったあと、少し時間を置いてから再度起動します。
現在の接続方式を確認する
PPPoEを利用している場合は、 IPv6 IPoEやIPv4 over IPv6対応サービスへの変更も検討します。
SOLUTION
インターネットが遅いときの改善方法
IPv6 IPoE対応サービスを検討する
PPPoE接続部分の混雑が原因と考えられる場合は、 IPv6 IPoEを利用する接続サービスへの変更が有効な選択肢です。
IPv4 over IPv6に対応したサービスなら、 IPv6だけでなくIPv4を利用するWebサイトやサービスも IPv6ネットワーク経由で通信できます。
ルーターを見直す
ルーターが古い場合や、利用する接続方式に対応していない場合は、 対応機種への交換を検討します。
v6プラスを利用する場合は、 v6プラス対応機器が必要です。 固定IPを利用する場合は、固定IPサービスへの対応も確認してください。
有線LANで接続する
オンライン会議、大容量ファイルの転送など、 通信の安定性を重視する場合は有線LANが有効です。
有線LANで速度が改善する場合は、 回線ではなくWi-Fi環境を見直すことで改善できる可能性があります。
Wi-Fi環境を改善する
- ルーターを床や部屋の隅ではなく開けた場所に設置する
- 近距離では5GHz帯を試す
- ルーターとの距離を短くする
- 広い住宅ではメッシュWi-Fiを検討する
- 不要な端末の接続を減らす
LANケーブル・機器・設備を確認する
LANケーブルの規格、ONU、ホームゲートウェイ、 マンションの配線方式なども確認します。
特にマンションでVDSL方式を利用している場合は、 建物内設備が速度の上限に影響していることがあります。
IPoE / v6 PLUS
PPPoEの混雑対策ならIPoE・v6プラスを検討
v6プラスは、IPv6 IPoEとIPv4 over IPv6を利用する インターネット接続サービスです。
IPv6の通信だけでなくIPv4通信もIPv6ネットワーク上で扱えるため、 通常のWebサイトなどを利用しながら、 従来のPPPoE接続で混雑しやすいポイントを避けた通信ができます。
IPv6・IPoE・IPv4 over IPv6との違いを詳しく解説しています。
FAQ
インターネットが遅いときのよくある質問
夜だけインターネットが遅いのはなぜですか?
夜間はインターネット利用者が増えるため、 ネットワークの混雑によって速度が低下する場合があります。 PPPoEを利用している場合はプロバイダとの接続部分の混雑も考えられますが、 Wi-Fiなど別の原因もあるため切り分けが必要です。
フレッツ光なのに速度が遅くなることはありますか?
あります。光回線自体が高速でも、 プロバイダの接続方式、Wi-Fi、ルーター、 建物内設備などがボトルネックになることがあります。
v6プラスにすると必ず速度は速くなりますか?
必ず速くなるとは限りません。 PPPoE接続部分の混雑が原因であれば改善が期待できますが、 Wi-Fi、ルーター、端末、建物設備などが原因の場合は、 それぞれの環境を改善する必要があります。
v6プラスを利用するにはルーターの交換が必要ですか?
v6プラスに対応した機器が必要です。 現在利用しているホームゲートウェイやルーターが対応していれば、 交換不要の場合もあります。 固定IPを利用する場合は固定IPサービスへの対応も確認してください。
Wi-Fiが遅いのか回線が遅いのか確認する方法はありますか?
パソコンをルーターへ有線LANで接続して速度を確認する方法があります。 有線では問題なくWi-Fiだけ遅い場合は、 無線環境やルーターの設置場所などが原因である可能性があります。
SUMMARY
インターネットが遅いときは原因を切り分けて対策しよう
インターネットが遅くなる原因はひとつではありません。 PPPoE接続の混雑、利用時間帯、Wi-Fi、 ルーター、回線設備などを順番に確認することが重要です。
- まず有線LANとWi-Fiで速度を比較する
- 昼と夜など複数の時間帯で確認する
- 複数の端末で同じ症状が出るか確認する
- ルーターやONUを確認する
- PPPoE利用中ならIPoEへの変更も検討する
特に「日中は問題ないのに夜間になると遅い」という場合で PPPoEを利用しているなら、 IPv6 IPoEに対応したv6プラスも選択肢のひとつです。
